知り合いのピアニストさんのライブで1曲演奏させてもらいました(5月3日)

Village Vanguard, NYC by Carl MiKoy
Village Vanguard, NYC, a photo by Carl MiKoy on Flickr.
※写真と今回のブログの内容は直接関係ありません(^_^)


5月3日、実家から東京に戻り、その後、知り合いのジャズピアニストさんの
ライブを聴きに行きました。
ただ演奏を聴きに行くつもりでいました。

ライブは東京西部のジャズクラブで行われました。

ボーカルとベース、ピアノのトリオでいい感じで演奏していました。
しばらくいい感じで演奏を聴いていました。
そしたら、突如ステージ上のボーカルさんに指差され話かけられました。
私は今回ライブに出演してるピアニストさん主催のジャズセッションに
よく参加してることを話すと突如、いまから演奏しろと言われました。

「はい」と返事したものの、なにか演奏するのは申し訳ないなぁという
気持ちになり、なぜかトイレに行ってしまいました。

(これが、ミュージシャンとして、非常~~~にまずい行動だった。)

トイレから戻り、ステージに行きずらくしていましたが
それでも呼んでくれたので、ピアノのいすに座りました。
ボーカルさんに何やるか聞かれ、あれこれ考えた結果、
「There is no greater love」をベースさんとデュオで
やることになりました。

キーはB♭メジャーでやるとプロのベースさんに宣言したのに、
イントロをキーFメジャーで初めてしまいました。
イントロ弾いてる最中は、何も違和感なかったけど、
テーマを弾こうとした瞬間に間違いに気付きました。

そして、

「あぁ~~~~、間違えたぁ~~~~~、ストップぅ~~~~」

といってしまい、私はテーマの演奏を止めてしまいました。

(これも、ミュージシャンとして、非常~~~にまずい行動だった。)

それでもベースはキーB♭メジャーで演奏を続けてくれました。
このため、テーマの演奏は一時的に止めましたが建て直すことができ
キーB♭メジャーで弾き続け、ピアノソロ2コーラス、ベースソロ1コーラス
そして、後テーマ弾いて、エンディング逆循で終了しました。

お客さん、今回演奏してるプロのミュージシャンに
温かい拍手をいただきステージを去りました。

この時点では、「あ~、やってしまった」
といった感じで、セッションで玉砕したときと同じ状態でした。

ライブも終盤になり、プロのミュージシャンはすばらしい演奏で
私も含めお客さんを楽しませライブが終了しました。

その後、知り合いのピアニストさんとお話しました。
しばらくして、ボーカリストさんもやってきました。
そして、ボーカルさんにいきなり頭を軽く叩かれました。
(ボーカリストさんは女性で、この日始めてお会いした人です。)

そして、私のとった行動のまずさについて、いくつも指摘してくれました。

  1. ライブで演奏するように指名されたらさっさとステージに上がって、
    お客さんを待たせることなく演奏始めること。
  2.  間違ってても演奏止めないで、演奏しながらどうにかすること。
    (間違った演奏するの嫌ならジャズなんか辞めちまえ~、とも言われた。)
  3.  ステージはプロが演奏する現場なんだからお客さん楽しませるような演奏すること。

といったことを教えてくれました。

ピアノを演奏することに対する意識が変わった瞬間だったなぁ、と思いました。

今まで、いくつもプロミュージシャンのライブ聴いてきたけど、
一味違うライブでした。

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